
2019年に登場した新幹線試験車両"ALFA-X"の新青森方先頭車E956-10。札幌延長時に計画される360km/h運転の試験車で,当初は仙台~新青森間で夜間試験を繰り返していたが,22年度に入って昼間に見掛けるようになった。先代の試験車両と同じく,東京方と新青森方で先頭形状が大きく異なり,写真の10号車は鼻部分が22mと極端に長く,普通車定員は僅か15名に限られる。(2022.11.30)

仙台駅に停車する先代の試験車両"Fastech"の八戸方先頭車E954-8を再掲する。E954系は05年に完成し4年間試験に供されたが,試験終了に伴って09年に廃車・解体されたので,その一生は4年に過ぎなかった。その意味ではE956系もそろそろ寿命が近づきつつあるかも知れない。(2008.3.18)
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